2013年09月04日  最終更新日:2014年11月03日

VOX amPhones BASSを買いました

vox amphones bass

先日久々に機材、というかおもちゃを買いました。
VOX amPhonesシリーズの BASSタイプのヘッドフォンです。
http://www.voxamps.jp/products/amPhones/

これとエレキ楽器だけがあれば音が鳴ってしまうという、我々団塊Jr世代としては夢のような代物。
10代の頃にこれがあればな〜(´Д`)…と、これ持ったまま時間を遡りたくなるような一品です。
という訳でBlogのネタがてら&自己満足がてらであれこれテストしてみました。

amPhonesはいわば「アンプ内臓ヘッドフォン」なのでツマミがついてます。
ツマミは計4つで GAIN / TONE / VOLUME に加えてEFFECTツマミがあります。
VOXツマミ
多分amPhones4タイプとも前者3ツマミは基本的には同じ機能で、エフェクトだけが違っていると思います。

amPhonesはタイプによってそれぞれ違うエフェクタがついていて3種のギター用にはリバーブ/コーラス/ディレイがそれぞれに一個ずつ、ベース用にはコンプレッサーがついてます。
ツマミを上げれば上げるほどコンプがグリっと効くわけです。

あとはAUX INの端子がついてるのでここにiPhoneなどからケーブルを差して演奏と一緒に弾いたり出来ます。
この辺が「あぁ、これが10代のときにあれば…(´Д`)」な感じです。

とにかく若者が羨ましい。

まずは目的通りベースに直結

さて話戻しまして基本性能は上記のような感じですが肝心なのは「音」です。
しかしながら音なんてのは結局趣味と目的によって人それぞれなのでそこは予め了承ください。
ちなみに僕の場合はあくまで「練習用」に買いましたので適当に音が鳴れば問題有く、正直求めるレベルは低いです。

感想。

「意外としっかり低音が出るけどアンプなどを通した場合よりも全体がちょっと曇る。少々音小さい。そして空間が狭い感じ。」

です。
「アンプにつないでヘッドフォンで聴く」という通常のスタイルの音に比べるとプレゼンス感やヌケの部分が少々弱く、楽器本来のポテンシャルよりは若干モコモコした音になりがちのようですがそこはTONEツマミでそれなりに調整出来ると思います。

次に物理的な面ですが、気になるのがケーブルの尺です。
長さは120cmほどあるのですが、つないでみると意外とジャックから耳までギリギリだったりします。
ましてボディ面にジャックがあるタイプだとなおさら。
と言う事で僕としてはあと15cm欲しいなと思いますがこれは恐らく個人の趣味によると思いますので念のため長さは確認しておくのがベターです。

最後に、これはもう構造上しょうがないですが「装着している際にツマミをいじるのがかなり困難…というか無理」です(苦笑)。
なのでベース本体の音色操作で出力が大きく可変するような楽器で色んな音を出そうとすると割と厄介な面があるのでここは割り切って本体側でのボリューム操作を主体で考えるべきだと思います。
個人的にはあんまりボリューム絞りたくないのですがこれはしょうがない。

と、概ねネガティブ意見になってはおりますがそれでも個人的には十分です。
元々ベース練習でヘッドフォンからの音にそこまでこだわるのも変ですからこの辺の音質で十分じゃないでしょうか。
個人的には利便性の部分で音の問題もほとんど帳消しになってます。

ベースごとの相性 など

次に、ベースごとの比較です。

最初に弾いたのはスターリンですがsterrlin
ちゃんとミュージックマンくさい音が再現されます。
スラップ時もなかなか心地よいです。コンプがよく似合っていました。

次にJJのEMG搭載のESPですが
esp
弦が死んでるのもあるのですがこれが一番合わなかったかなぁ…
この先弦を交換したときに再度試してみたいですがなんとなく耳につくいや〜な感じがしました。

弦交換後にはしっかりとEMGのブリブリ感が出ていました。
すっきりクリアです。

最後にスクワイアのジャズベです。
sq
この子はパッシブなんですが意外や意外に良い感じで、自然な感じで弾けました。
パッシブですが出力もそんなに気にならず反応も自然な感じでした。

オマケにギターに突っ込んでみました。
schecter
何も問題ありません。
音はもちろんクリアトーンですが練習には十分です。
出力の高いPUにしてGAIN全開にすると多少ひずみます。
といっても回路的にあまり良ろしくないでしょうからどうしてもという場合はヘッドフォンと本体の間にコンパクトエフェクタ一個挟むと良いと思います。
とりあえず簡単な練習には何の問題もないです。

従来通りの接続形態でのテスト

次に手持ちのSONYのヘッドフォンと比較してみました。
headphone
比較するのもVOXに失礼なくらいの古株さんたちですが僕の青春期からがんばってくれてる方々です。
音質としては購入当時に出来るだけドンシャリでLowが強く出るものを選んでいますが、ヘッドフォンなんてそうそうすごい革命が起こる訳じゃないのでそれなりに比較対象にはなるでしょう(勝手)。

という事で従来通り「ベースをコンボアンプにつないでそこにヘッドフォンを差して」テストしてみます。
この際、直結時とは違ってヘッドフォンの電源は切って使用します。
なお、元々持っている2つは若干Lowが強いか弱いか程度でそう大した違いもないので1まとめにします。

感想。

「結構な大音量でもLowが割れずにクッキリ」

でした。

テストとしてはベース&アンプともに設定を全てフラットにして、それぞれをつなぎ変えて弾いてみたのですがVOXの方は若干Lowがしっかりしている事がわかります。
また、Lowを一杯まで上げたり音量をかなり大きくしても結構なとこまで音は割れません。
ちなみに(当たり前と言えば当たり前ですが)直結使用に比べるとこちらの方がベースの出音は断然良いです。

なお、一応電源をONにして使用することもできます。
この場合アンプが二重になるのでOUTレベルとGAINレベルなどで色々変わってくるので明快なレビューをする事が出来ないのですが、もしかしたら人によっては何かしらの使い道があるかもしれません。
音質としては相当なドンシャリになります。

最後に通常のヘッドフォンとしてのテスト

最後に音楽用ヘッドフォンとしてのテストです。
これが一番古いヘッドフォンと比べてはいけないんじゃないかと思いますがここまで来たので一応。
この場合も電源を切って使用します。

感想。

「空間広くLowクッキリハッキリ」

です。

正直良い音だと思います。
音量をかなり上げてもLowが割れずそれなりに各音域も分離したままなので大音量で聴く人にはとても良いのではないでしょうか。
キックもはっきりした輪郭で聴こえます。

また、アンプをONにしても使用出来ますがそうするとウーファーだけを聴いてるような音質になります。
いわばひどいドンシャリ設定になるので中音域がつぶれて全体的にひどく曇ります。
(音源によってはベースのみがブーストされたような感じでいい感じになります)
加えて、サラウンドとアナログの特性の違いに寄って出力バランスがおかしくなりますのでRの音がほとんど消えます。
それでも音は割れないので従来のヘッドフォンのLowに満足出来ない人は一度お試しください。

まとめ

「ベーシストなら買って損無し!!」

※すっごく良いヘッドフォンをお持ちの方除く

という訳で長々とお付き合い頂きありがとうございました。
どなたかの参考になれば幸いです。