さる5/7に子供向けのワークショップのお手伝いをしてまいりました。
バレエ教室 C STUDIOを主宰されている多田先生から、少し前に相談を頂いたのですが、ちょうど教室やワークショップを経験してみたいと思っていたところでしたので快諾し、その後あれこれ思案と準備を準備を重ねて当日に臨みました。
元々彼女が持っていた構想は「母の日に紙に花束を描いておかあさんにプレゼントしてもらう」というものでしたが、ただ呼んで描いてもらうだけではあまり芸が無いのでさてどうしたものかと。
1.5〜2時間程度の時間の中で、子供によって早く終わりすぎず、逆に時間もかかり過ぎず…
なおかつ普段の図工ではあまり無いようなシチュエーションを、と考えて
最終的に「折り紙で作った●▲■のパーツを用意しておいてそれを貼ったり切ったりしてお花を作ってもらう」ことにしました。
・「おかあさんありがとう」という言葉を入れる
・「花束」or「お花」を、折り紙と色鉛筆などを使ってえがく
・小さく自分の名前をいれる
この3つだけを守ってもらってあとは自由です。
また、仕上げの際にどこか立体感が欲しかったのでふっくらしたお花を多田先生にたくさん作って頂きました。
これを2つほどと、つけたい人はリボンも貼り付けて完成してもらいます。
と、準備はこれでよかったのですがやはり「どう作ってもらうか、作り方をどう伝えるか」という部分は非常に難しいところでした。
サンプルを作ると子供達がそのイメージに囚われてしまうのでそれは作らず。
色も構図も、出来るだけ自由に作って欲しい。
ということで良くも悪くも最初の説明もあまりせず、
とはいえ何も無いのも分かりにくいので線画で軽く構成例だけ描いて説明しました。
また、一応今回は「プロの絵描きさん」としての立場でなので(笑)、
何かしら指南をしてあげたほうがいいのかなぁと思いましたが今回は教室でもありませんし授業でもあらず。
とにかく自由に、今回の条件のなかで自分の頭を使って完成させて欲しいと思ったので何か質問されたとき以外はほとんど子供には声をかけず、好きなように描いてもらいました。
最初の方は「時間が足りなさすぎるかも…」と心配になった進行具合でしたが、ちょっとずつ時間を区切って「これくらいの時間に終わるように進めてくださいね〜」と声をかけながら進めましたらなんとか2時間程度でみなさん終わることが出来ました。
制作時間が一番見当がつきにくい部分だったのでこれについては本当に助かりました。
と同時に、想定力構想力については自信もつきましたし
初めての経験にしては色々とうまくいった方だと思います。
とはいえ「教育とは」というテーマのもとに色んな悩みや思考が頭を巡りましたし
今後のために改善しないといけない点も多く感じましたので
次の機会があった際には十分に生かしていきたいと思います。
という事で。
15人の子供達、そして多田先生、今回は貴重な経験をありがとうございました!
みんなの笑顔で元気も沢山もらえました。
次がありましたらまた是非お手伝いさせてください^^