京都のバレエスタジオ、C Studioさまの発表会パンフレット用にイラストを描きました。
イラスト内容は発表会のメインの演目である「ピーターと狼」です。
僕はお話の内容は存じなかったのですが、割とスタンダードな「悪いオオカミに反撃して退治する」というお話でした。
背景を少し悩んだのですが、ちょうどチャリティカレンダーの3月で描いた木々がバレエの雰囲気にマッチしているように感じたのでそれをブラッシュアップしてこの絵に反映してみましたが、結果的にとても気に入った仕上がりになりました^^
また余談ではありますが今回パンフレット自体も全て吉田の方で制作いたしました。
撮影、デザイン、イラスト。
完全ワンストップです(笑)。
普段からも舞台の撮影係として呼んで頂いたり教室ロゴの制作を始め全面的に教室のクリエイティブを担当させて頂いてますが、同様に楽仙楼さんという中華屋さんでもクリエイティブ部分を全面的にお請けしていて「企業さまがいかにストレスなく楽にクリエイティブを増やし続けられるか」をいつも考えています。
「個人が中小企業さまのクリエイティブ全てを請け負う」というのは、以前からあったスタイル(関係性)だとは思いますがネットワークやファイル共有、およびSNSの発達などによって以前よりもずっと楽で現実的な形になってきていると感じますのでフリーランスで仕事をしている限りは(イラストとは別業務として)このスタイルも昇華していきたいと思っています。
バレエのパンフレットは楽しいものが少ない…
と、少々脱線してしまいましたが話戻しまして。
今回、冊子制作のためにバレエ教室さんの発表会パンフレットを多数拝見したのですが、デザインに凝ってるものが少なく、楽しさを感じられるものは非常に少なく思いました。
せっかく、舞台は華やかで豪華で可愛らしくて「美と笑顔と感動」の世界なのに、反面そこで配られているパンフレットはなぜかちょっと冷たい…
そういった形をよく見かけます。
C Studioさんも同様の事を思われていて「その慣習を変えたい」とお話されていたので、今回はこうしてイラストを大々的にフィーチャーして頂いて「楽しく明るい」パンフレットを作ることが出来ました。
イラストレーションには「イラストレーションにしか表現出来ない世界観と力がある」と考えています。
今回はニーズとその力がうまくマッチしたなと感じる事が出来た案件だったので
絵を描く側としてもとてもありがたく思いました。
ということで。
最後にクライアントさまに御礼申し上げたいと思います。
ご依頼ありがとうございました!