毎月描いているJA大阪市さまの「萌」10月号のイラストです。
秋の実り、お米の収穫風景ですがたわわな稲の表現はなかなか難しく…
もっとふっくらと描きたいところでしたが思っているよりちょっとさっぱりとなってしまいまして少々反省です。
僕は実家の裏が広大な田んぼでしたので稲のにおいや脱穀機の音、そして収穫後のたき火の匂いなどはとても身近なものでした。
また田んぼは生き物の宝庫であり、ウチの裏の田んぼではカエルは当然ながらホウネンエビ、カブトエビ、蛍を見る事も出来、今思えば恵まれた子供時代だったなと感じます。
そんな実家の方でも年々田んぼが減り寂しい限りなのですが、お米に取って代わるような食物があるわけではないので輸入緩和への圧力やTPPの是非など、色々と問題はあると思いますが国として「田んぼ」を産業としてしっかりと残すような考えをもってほしいなといつも思います。
とはいえ経済至上主義の今の日本ではそういった面に期待出来ないのも事実なのでとても残念です…