2013年04月29日  最終更新日:2019年01月31日

藤棚とくまんばち

先日、新しい絵の取材のために、
といいますかほとんど描き終わったあとになってしまったのですが
鳥羽浄水場の藤棚一般公開へ行ってきました。

写真では上手く伝わらないかと思いますが
きれいに手入れされ、非常に美しい光景でした。

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芝桜もきれいです。

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という事で今回の絵のテーマは「ふじ」です。
いや、「ふじ」だけではなくて本当に描きたかったのはこの人。

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案の定この日もぶんぶん飛んでくれていて、心和ませてもらいましたが
僕はこのくまんばちさんが大好きで。

ぷっくりした見た目も好きなんですが、
なにより蜜を求めてる時にもうそれで頭が一杯で
人間が近くに来てもまーったくお構いなしなとぼけたところ、
そういうところがとてもかわいく思います。

飛翔音が少し不穏なのでよく怖がられますが本当のところは非常に穏やかなハチで
かなり近づいても何も気にせず、もう蜜だけしか目に入ってないような子です。

そして極めつけはこのお話。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n28655

くまんばちの体の作りでは航空力学上、飛べない事になっていて
昔は学者さんの間でも
「彼らは飛べないことを知らないから飛べるんだ」
と、真面目な顔で言われていたような、不思議なハチさんなのです。

今はしくみは解明されてるようですが、
「信じれば空も飛べる」という逸話がすてきで
いつか絵にしてみたいなぁと思ってました。

出来上がった絵はこちら

そんな、ロマンあふるるくまんばちさんの絵、
今後も描いていきたいなぁと思います。

おまけ。
帰りにつつじに居た別のハチさん。
この子ももう蜜で頭が一杯でおしりをちょんちょん触ってもお構いなしです。
多分くまんばちさんも触っても気にしないと思います。

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