2017年12月18日  最終更新日:2020年03月24日

なーんとなく、年末風blog

さぁ今年は!

SNSじゃなくてblogの方に脱力系文章をたくさん書いていくぞ!!!

…と意気込んだ1月。
それからあっという間に11ヶ月経ってしまいもう12月…
皆様いかがお過ごしでしょうか…orz

ありがたい事にずっとお仕事に追われていた1年だったので年始に構想していたあれやこれやはほとんど達成出来ることなく1年が経ってしまいました。
唯一九州に旅行に行くという目標だけ実行出来た1年だったな〜と…
トホホ…

もちろんお仕事沢山なのは良いことよ…

とはいえお仕事をしたらしたで確実に力は付いて新しい画風も得られますし、何より目が肥えるので本来よりも速いスピードで自分の絵を向上させていく事が出来ます。

反面オリジナルイラストっていうのは制約がない分「仕事向きの絵」に必要な力ってなかなか付きにくいんですよね。
好きに描けてるので飽きにくい絵になりやすいというメリットもあるのですがやはり仕事として続けていく以上は「仕事絵」の為の筋肉を常に鍛え続けねばなりません

今年は本当に沢山の絵を描かせて頂いたので「仕事絵」の筋肉はそれなりについたし画風や技法が増えたはいいのですが反面手数が増えたことでイチ作家として少々散漫な感じになってしまってるように感じてます。

手数が多ければいいってものでは


元々「画風は沢山持っていたい」という考えなのでお仕事の数とともにどんどん画風を変えたり増やしてきたんですがいかんせん最近は持て余すことも多くて、「今この仕事にはどの武器が一番効果的か?どれが一番破壊力があるのか?」という判断を誤りかけることが増えてきました。

商店などと一緒で作家も一定期間ごとに「思想と技能の棚卸し」を行って現在の自分を整理しないといけないと日頃から思ってるんですがまさに今の自分はもうとっちらかりすぎてて技能は高くなったのに逆に時間がかかってしまったりするというマッチポンプ状態。

あげく一週間前くらいから突然「自分の核=中心となる絵」が全く見えなくなってしまい、とても心がざわついてしまってます。
でもそれは整理できてないことに対して当然の流れだと思ってます。

モチベーションの源泉は結局自己満足感

絵のお仕事って、いくらそれなりの給料になったとしてもそれなりにうまい絵が描けるようになったとしてもオリジナルの作品で「自分をハッとさせる絵」を描けないと辛いんですよね。
結局お金だけではこういう仕事のモチベーションは保てない。
やっぱり脳から出るアドレナリンこそが何よりのお給料でお金より大切なもの、なので(無論お金も大事だけど)そういう部分はやっぱり絵を仕事としてやる以上は背中合わせでずっと必要な要素だと思います。

そしてそれが「何であるか、どんな作品なのか」をきちんと知るために日頃の棚卸しが必要であると。

僕自身は今それを怠ってしまってお金より大事なお給料がストップしかけてます。
なんと酷な。
でもやるべき事が出来てなかったからしょうがない。
またお給料を頂くためにここらできちんと時間とって棚卸しをして、描きたい絵、捨てるべき絵なんかをきちんと整理し直そうと思います。

年末年始でいい方向に転がるといいな!

ま、それはさておき

最近描いた落書きでも掲載してみます。

友達との会話で出てきた、手塚センセのマンガで玄関に出てきて「ご主人さまがお待ちでノシ…」みたいなセリフを言いそうな召使さん。
めしつかいさん

これは素材サイトで登録素材を増やしたいなと思って短時間でサクサクッと描ける絵の習作。
「食べ過ぎた人」。

これはなんだろうな?
これも素材屋さん用の研究だったかな。
なんだか全然うまくいってません(苦笑)。

と、そんなこんなで棚卸しもせずに時間を見つけては結局チマチマ研究したりしてしまってますが、年末年始はなんとかゆっくり考えたいなと思います。

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